ミスを連発していた先輩に対し、上司が取った行動が素晴らしかった

【読者投稿】職場の悩み体験談

こんにちは、早川です。

今回は、20代女性からいただいた「ミスの多い先輩に対する上司の対応が素晴らしかった」というエピソードです。


心強い先輩に囲まれて、と思っていた


私が新卒の時、清掃業の会社に就職したときの話です。

その会社はお客様から仕事の契約を取ってくる営業課とその仕事を作業する清掃課がありました。

私はO課長・社歴十数年のベテランの先輩(以下Sさん)・4年目の先輩(以下Aさん)がいる、営業課に所属していました。

Aさんは前年度までは清掃課にいて、自らの希望で営業課に異動してきました。

清掃作業の内容が分かっていることはお客様に仕事の話をする上でとても大事なことなので、Aさんがいることでとても心強いなと思いました。


先輩はミスだらけの人だった


就職して3ヵ月経った頃、新規のお客様からの仕事の依頼がありました。

営業課では既存のお客様はそれぞれ担当が付くのですが、新規は手の空いてる人が受けることになっていました。

その時はAさんが手が空いていたので担当となりました。

お客様と契約を結ぶまでにはまず、清掃現場を確認しどのように清掃するのかなどを清掃課と相談したうえで見積もりを作成します。

それをお客様に提出し了承が得られれば契約となるのですが、Aさんは現場の確認に行くことをすっかり忘れてしまったのです。

その後お客様から催促の連絡が入り上司が担当を代わりになることで無事契約も頂けました。


そんな先輩のミスは日常茶飯事だった


AさんはO課長にこってり怒られてもう大丈夫かと思ったのですが、Aさんは何度もこういうことを繰り返しました。

あるときは現場確認に行ったあと清掃課に話を通さず見積もりを作ってしまったり、またある時は見積もりをお客様に提出し忘れていたり。

そのたびに振り回されましたが、一応先輩なので文句をいうことができず、どうしようかとひたすら毎日悩みました。

そんな時、O課長がみんなを集めて営業するときどうやっているのかを聞いてきました。


課長の対応が素晴らしかった


まずSさんが自分の営業スタイル、工夫、必勝法などを話してくれ、そのあと私が自分なりの工夫点を話しました。

O課長はメモを取りながら黙って話を聞いていました。

私が話し終わった後、上司がその先輩にメモを渡しながらこう言いました。

「二人のやり方をとりあえず真似しなさい」と。

そのあと私たちに向かってこう続けました。

「先輩後輩関係なく、いいやり方があればそれを共有していきたいので、何でも言ってください」

それを聞いて私は先輩とか後輩とか関係なく言ったほうがいいんだとわかりました。

その後はAさんにも私が使っていたやることをリスト化したものを渡してアドバイスしたり、逆にアドバイスをもらったりして楽しく仕事ができるようになりました。

あのときのO課長の言葉には本当に感謝しています。

20代女性、埼玉県


コーチング的視点から見て


素晴らしい課長さんですね!

ミスを叱ったり、「ダメなヤツ」「出来ないヤツ」と一蹴してしまうことは簡単だし、誰にでも出来ます。

そうではなくて「本当はどんな状態がベストなのか」というイメージがしっかりあって、「じゃあその状態に持っていくために今何をするべきか」を考えて、行動に移す。

特に今回のように上司やリーダー、人の上に立つ人であれば「全体を良くするために、じゃあどうやって一人ひとりを動かしていくか」ということを考えて、一人ひとりの人間性やグループの力バランスなども見たうえで、今回のエピソードであれば、

「先輩後輩関係なく、みんなで協力しましょう」

という一つの提案を出して、そしてその結果、部下たちは失敗も減り仕事も楽しくなる、という良い状態を作り出した。

偉そうにふんぞり返っている困った上司の話もよく聞きますが、、、こちらの課長さんは部下を良い方向に導いていくことの上手な、とても素晴らしいリーダーだな!と感じました。

これからも仕事を益々楽しくしていっそう活躍していってください!

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