院長の奥様の嫉妬がひどく、女性の退職者が相次いでいます

【読者投稿】職場の悩み体験談

こんにちは、早川です。

今回は、30代女性の方から投稿いただいた「職場の病院医院長の奥様の嫉妬問題」に関するエピソードです。


院長は人格者なのですが奥様が・・・


私が働いている職場は50床の急性期の病院です。

医院長は職場でも笑顔を絶やさず、患者さんにも親切だったため職員の方に好まれていました。

しかし、その奥様が医院長のことが好きすぎて仕事中でも職場に来ては仲良くしている看護師さんや事務さんに嫉妬していました。

ある日、年も近く仲の良かった看護師さんを見なくなったので他の看護師さんに聞くと、飲み会で医院長の横に座り仲良くしていたため奥様が悪質な意地悪をし休みを取っているとのことでした。

しかし、その看護師さんは二度と職場には返ってくることはありませんでした。

長期休暇の後、退職したのです。


困った奥様なんです


それ以降も、事務さんや理学療法士さんも同じような状況で退職していっています。

退職する際には奥様が原因でというようなことは事務長には言っていないようですが、暗黙の了解で皆さん理解しています。

現在も奥様は毎日職場へ来ては医院長を監視しています。

監視するだけでも職員は迷惑をしているのですが、医院長とのスキンシップもとても激しく人前でも奥様が一方的にイチャイチャしています。

患者さんの診察中でもお構いなしです。

医院長の背後に立ち、看護師と共に診察を見たりボディタッチをしているようです。


院長との仕事上のコミュニケーションにも支障が


医院長もその状況に気づいてはいるのですが、奥様の尻にひかれているため何も言うことはできないようです。

既婚者や年齢が上の女性に対しては特に何にもないのですが、独身の方や40歳までの子供ができる年齢の方が対象になっており、それに該当する職員は医院長と話すことを避けています。

仕事内容である際には2人体制で伺っています。

私は既婚者なので奥様の監視外にあるのですが、該当職員は医院長とのコミュニケーションに困っています。

職場は駅から遠く、退職される職員がいると中々補充が困難です。

また転職サイト経由の応募だと仲介料も高く退職される方が多いほど出費がかさむため困っています。

医院長も65歳を超えているため、奥様の嫉妬もホドホドになれば良いと思っています。

奥様も同い年なので、年齢の問題ではないですがもっと職員のことを思って立ち振る舞って欲しいです。

誰も医院長を恋愛対象としては見ていませんよ。


医院長の奥様嫉妬マニュアル


このような状況なので、私の職場の病院には新しく奥様の嫉妬該当者の職員が入ってくると、退職させないために「医院長の奥様嫉妬マニュアル」という資料が配布されます。

「2人体制で医院長と話をする」や「飲み会では横に座らない」や「奥様には彼氏がいることを極力伝える」など他の病院ではないようなマニュアルが存在します。

これによって退職者は減ったようですが、私は医院長が奥様に仕事には口を出さないようにビシッと言ってくれたら良いなと思っています。

または採用の際に嫉妬該当者外である方を多く受け入れてくれれば良いと思っています。

医院長の息子が跡継ぎとして在籍しているため、職員は医院長の早めの引退を願っています。

普通の病院に戻れる日はいつくるのでしょうか。

30代女性、東京都


コーチング的視点から見て


投稿者さんのご心労がよく伝わってくるエピソードでした。

「コーチング的視点」から見ると、大きくわけて3つの点をお伝えすることが出来ます。

まず1点目は、「どんな結果、どんな状況を自分は求めているのか」という点。

2点目は、「そのために自分が取るべき行動を自分自身の責任としておこなっていく」ということ。

そして3点目は、一歩下がって「そもそもそれは本当にやりたいことなのか」という点です。


「どんな結果、どんな状況を自分は求めているのか」


仮に、「奥様の嫉妬やいじめ、職場への関与が無い状態」を求めているのであれば、まずはそんな状態とはどのような状態なのかをしっかりイメージする必要があります。

そんな状況をイメージしてみると、おそらく「全ての職務が円滑に行われている」そして「職務遂行においてのコミュニケーションも円滑に行われている」状態を創造すると思います。

ポイントは、「無い方が良いもの」ではなく「あって欲しいもの」に気持ちをフォーカスするところです。


「そのために自分が取るべき行動を自分自身の責任としておこなっていく」


ここがコーチング的マインドを持っていないと難しい点であり、とは言え一番重要な点かもしれません。

「誰かがどうにか」してくれる、ということはほとんどの場合あり得ません。

「誰かがなんとかしてくれるのをだまってずっと待っている」という「選択」を、多くの人はしてしまいがちです。

が、みんなそう思っているため、実際に変化を促す行動を取る人は誰も出てきません。

結果として、状況は何も変わらず、問題も解決されない。

なので、問題は「自分事」として捉えて、自分自身の責任として行動を取っていく必要があります。

そう、一番難しいです。

難しいので、まずは「あって欲しい状態」をしっかりイメージしてから「じゃあそこに向かうために自分はどうするか」を考えていく、という流れになります。

ここでも「無い方が良いもの」にフォーカスしてしまうと、「奥様を追い出す」「院長に辞めてもらう」といった選択肢しか浮かんできません。

が、「あって欲しいもの」にフォーカスすることで、例えば「奥様と”戦略的に”仲良くなって、仲間に加えてしまおう」といったような選択肢も浮かんできます。

結果的に業務が円滑に遂行できる状態になれば、方法はなんでも良いわけです。

ということは、奥様と友達になってしまい、その結果邪魔されない状況になる、でも良い。

やり方はなんでも良いし、今までは考え付かなかったところにこそ、意外な解決策が転がっていたりする。

だからこそ、「無い方が良いもの」にフォーカスしてはいけない、ということです。


「そもそもそれは本当にやりたいことなのか」


今回の例で言えば、「奥様を追い出す」なり「奥様と仲良くなる」なり、といった状況を作るために自分がこれから動いていくわけですが、ここで一歩下がって遠くから自分を見てみると、冷静な判断が出来ます。

職場環境を改善して、みんなが円滑に業務遂行できている病院を私から進んで作っていく。

これがさきほど仮定した「目標」です。

果たしてこの目標は自分が本当に達成したいことなのか?

いったん自分を自分から切り離すイメージで、遠いところから俯瞰してみます。

俯瞰してみて「よい!やっていこう!」と思うのであればバッチリです。

ですが、「う~ん、なんだかやる気が起こらない」「めんどくさいなぁ~」ということもあると思います。

そう思うのであれば、今一度「自分の求める理想的な状況」をイメージしてみると良いかもしれません。

「今勤めている病院」という括りも取っ払ってしまえば、例えば

「じゃあもっとスムーズに職務遂行が出来る病院に転職しよう」

という選択肢も現れてきます。

もしそうしたいと思ったら、じゃあそのために同業仲間から情報を集めてみよう、とか、実際にいろんな病院を訪問して現場の雰囲気を自分自身で観察してみよう、といったアイデアが浮かび、実際に行動に移していくでしょう。


マインドを変えていく


このような感じで、「何が欲しいか」、そして「自分の責任として自分自身が取るべき行動は何か」、というように「理想的な未来像」から「今の現実」を見る、というマインドの働きを作っていくのがコーチングで行うことの一つです。

とは言え、「そんなこと出来たら初めから苦労しないよ」と思う人も多いです。

多いので、プロのコーチの仕事の一番重要な点として「いや出来るから!」「あなたは絶対できるから!」という自己効力感(エフィカシー)を高めていくための促しをしていく(=クライアントのマインドを変えていく)、という点があります。

院長の奥様は「困ったおばあちゃん」ですが、投稿者さんがこれからご自身の望む方向で活躍していかれることを願っています!

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