[孤独な僕は人類求めて] 第4回 近所のバイク屋へかっこいいバイクを偵察に

孤独脱出記 [人類求めて]

こんにちは、早川です。

「バイク仲間と愉快に日本中旅をする人生」



仲間を作り、仲間と一緒に楽しめる趣味。

そんなのがあったらきっと楽しいだろう。

なんだか楽しそうだ。



そんな感じのゴール(夢・目標)に向かって、今日もまた一歩前進した。



前回の人生初のバイク屋巡りから早5日。

今日はちょっとだけ時間を取り、前回は定休日だった近所のバイク屋さんに「俺のバイク」を偵察に行ってきた。




思えば、今の場所に引っ越してきた2年前からほぼ毎日目に入っていたバイク屋だった。

でも当時の僕はバイクに全く興味ななかった。

そこにバイク屋があることはなんとなくぼんやりと、「地形の一部として」知ってはいたが、でもしかし、「これはバイク屋です」という確固たる認知はしていなかった。



そのお店は僕のジョギングコースの途中にある。

ジョギングコースの「風景の一部」として知ってはいたが、自分の人生との関わりを持った存在としての「お店」という認識はなかった。



そんなバイク屋さんだ。


こちらも、前回行って「師匠」に出会ったお店のように、「メーカーの販売店」だ。

ちなみに、前回はヤマハ。

今日はスズキのお店だ。




去年の10月までまったくなんのバイク知識も持たなかった僕だが、

10月に突如興味が湧いて以来、YouTubeレビューを数千件見てやバイク雑誌などもちょこちょこ買って読んでいるうちに、おそらくそこら辺のスクーターおじさんよりもよっぽどバイクに詳しくなっている。




「興味がある」とは素晴らしいものだ。




とりあえず僕が最初に手にするべきバイクは排気量250ccのバイクだと決めた。

日本のバイクメーカーは4社。

ホンダ、ヤマハ、カワサキ、スズキだ。



せっかく乗るならかっこいいバイクがいいので、かっこいいバイクを6車種くらい目星をつけてみた。

でもせっかく乗るならまずはしっかり安全に技術を磨きたいので、初心者でも取り扱い易いバイクがいい。

そして旅にも行きたいので、高速道路での乗り心地が良いほうがいい。

風の抵抗は少な目の方がいい。



東京の幹線道路で毎日練習をする予定なので、街中の大きな通りで流れに乗りやすいバイクがいい。

妄想を広げ、実際に乗っている自分を想像し、実際に自分が乗った時に自分にとって大切なポイントもいつくか上げて、


その結果3~4車種に絞ってみた。





ホンダは日本一のシェアも実力もあるメーカーだが、ホンダのかっこいい250ccバイクであるCBR250RRは僕の条件とは少々異なるタイプのようだ。


「変な人好き」の僕は、「スタンダード」よりも「マニアック」「オタッキー」なブランドなどに反応する習性もある。

カワサキ・ニンジャは有名だが、なんか有名なので今一つ「自分らしくない」というイメージがある。

そしてこちらもホンダ同様、「ブッ飛ばしてめっちゃ速い」系のようだ。




とすれば、元ミュージシャンの僕としては「ピアノ」「キーボード」のメーカーとして認識が強かったヤマハか、

はたまた「街乗りのし易さ」「実用性」で定評のあるスズキか。



そんな風に最近は妄想を広げていた。



前置きで1281文字も使ってしまった。

そしてこれが1307文字目だ。



そう。今日僕はスズキのお店に足を運んだ。

もはや「バージン」ではない僕は、バイク屋に足を踏み入れることに緊張などしない。

あたかも我が家にでも帰ってきたかのようなリラックスした気分で、今回は躊躇せず足を踏み入れる。



「あ~どうも~。」



小柄なビルの1階から3階までスズキのお店になっている。

一階のフロアに入ると、そこにバイクは2台しか置いていなかった。

後は店員さんの事務テーブルと、事務に勤しむ店員さん。




スズキらしいとでもいうべきか、なんとも庶民的なオーラの漂う佇まいだ。

店員さんも「はいどーもー」という感じで客は気にせず事務作業に勤しんでいる。

僕はそのまま階段を上がり、2階のショールームへ。




壁いっぱいに置かれたバイク達。

僕はお目立ての250ccの「GSX250R トリトンブルーメタリックNo.2」を見つけ、しばし観察する。



ふむふむ、なるほど、

うん、そういう感じね。

はいはい、ふむふむ。



何もわからないが、何かわかったような感じでしばし観察してみる。



はいおけまる。

じゃあもう一台のお目当てバイク「ブイストローム250」を探してみる。



あった。

黄色のヤツと、青いヤツがある。

この黄色が実物で見るとなかなかカッコよくて素敵だ。

これは旅用バイクなので、荷物入れがいっぱいあって実用的だ。

全体的に大柄な車体で、カッコよい。




ふむふむ、そういうことね。

なるほど、そんな感じね。



よくわからないが、ちょっとわかったような心持ちでしばしバイクを眺める。



実用的でコストパフォーマンスの良さが売りのスズキだ。

後は実際に乗ってみないとわからない。

ふむふむ、こんな感じね。なるほどね。




店員さんはいっさい向こうからは口を出してこない「どうぞご自由に~」スタイルなので、特に今回は話をすることもなく、残りのバイク達も眺めてから、店を後にした。


自分でゆっくりじっくり見たい人にはなかなか良いお店だ。

楽器屋だったら僕はこういう方が好きだ。

楽器は充分わかっているので、ゆっくりじっくり選びたい。



が、バイクは「師匠」がいてくれたほうが安心する。



そういった意味では、前回の「師匠」のお店で「師匠」から購入したほうが、その後の「人類の関係性」という意味でも、僕のゴール(夢や目標)の視点から見て良いかもな、と思った。



車でも「ディーラーとの関係性」みたいのがあったりするけど、「道具」として扱われることの多い自動車と比べると、バイクはもっと「趣味的」な乗り物で、もっと「オタッキー」な乗り物だ。



あ!あなたもスズキの車乗ってるんですか!?!


とはならないが、


あ!あなたもスズキのバイク乗ってるんですか!?!



というのはあるようだ。

そんな「人類感の関係性」も生まれやすい乗り物だ。

暴走族もツーリングも、基本的には「仲間」とおこなうものだ。



そして僕は「仲間づくり」という大ゴールの中のミニ・ゴールの一つとして「バイク」なる趣味を選択した。

であれば、やはり「24歳のイケメン師匠」は非常に魅力的だ。



「えっと~、、これがリアブレーキですよね?」

「あっ、、それは、シフトレバーなんですよ!」




初心者に親切な先輩は、非常に魅力的だ。



もはや免許を取る前から心が決まりかけているが、せっかくなので次はホンダのお店に行ってどんな塩梅なのかチェックしてこようと思う。


最寄りのホンダのお店には「師匠」は現れるのか。

はたまた「変なオッサン」が登場するのか。

それとも「どうぞ勝手に見てって頂戴」スタイルなのか。




メーカーや販売店の方針やカラーの違いも面白い。

実際に乗ってみて乗りやすい乗りづらいもあるだろう。

「孤独からの脱出」を目指す僕は、「人類」を軸にバイクを選んでみようかな、と思い始めている。



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