人生激変のためのsunk costとopportunity cost (Pt.1)

人生を変えたい

「乗りかけた船だ。。もはや沈没寸前だがガンバルしかない!!!」

「いいチャンスが飛び込んできたけど、、、先約を優先しなくては、、、」


これでは人生激変はしない。

こんにちは、早川です。

今回は、人生激変のための「sunk cost」と「opportunity cost」、というテーマで、僕自身の経験エピソードをもとに、一緒に考えてみたいと思う。




まず、

sunk cost (サンクコスト) = 沈んじゃったコスト

opportunity cost (オポチュニティーコスト) = 機会のコスト

だ。



sunk costが「乗りかけた船」、opportunity costが「先約を優先」の例だ。

人生を変えるためには、どっちも一緒にワンセットで考える必要がある。


例えば、30歳を過ぎてにっちもさっちも回らなくなり、人生最初からやり直さないといけなくなった僕自身のお話は、こんな感じだ。




僕は12歳でギターを始めた。

世界一のミュージシャンになるのが夢だった。


毎日毎日、最低5時間、できれば8時間練習をした。

40度の高熱があっても1時間は練習をした。


一日でも休むと指が鈍るから。

でも僕は世界一になる男なのだから。



学校の帰り道、遊ぶ予定をしてなかった彼女が駅で待っててくれた。

僕は「ギターの練習の邪魔になるから帰ってくれ」と追い返した。


ギターの練習をしている時、親友から家に電話があった。

僕は「ギターの練習をしているんだから、電話されると迷惑だ」と言って電話を切った。



アメリカでの大学時代。

アメリカ人の友達が、ホームパーティに誘ってくれた。


行ってみると、みんなでテレビを見ていた。

「テレビを見ている暇などないんだ。すまんが練習があるので帰る」と言ってすぐにその場を立ち去った。


と、まあこんな生活を僕は20年続けていた。

音楽に対してはそのくらい「本気」だったのであり、「マジメ」だったのだ。





時は進んで32歳の秋。

僕は人生の2/3をそうやって過ごしてきた。


こんなにがんばってきた。

全てを犠牲にして練習してきた。

誰よりも努力してきた。



でも成功しそうもないことはもうわかっている。



でも僕は自分で自分にこう言うのだ。

でも俺はこんなにがんばった。

こんなにがんばってきたんじゃないか。



ここであきらめていいのかよ。

成功しなくたって、続ければいいじゃないか。

音楽が俺の人生そのものじゃないか。

30歳過ぎて今さら他にできることなんてありっこない。



がんばれよ!

俺よ!がんばれよ!!

俺よ!あんなにがんばってきたんだぞ!!!





はい。これがsunk costです。


もう使ってしまった時間は戻ってこない。

使ったしまった金は稼ぎ直せばいいけど、時間は絶対に返ってこない。

昔に戻ってやり直すことはできない。




時間は返ってはこない。

どんなに必死に努力しようが、そんなものはsunk cost。


sunk costのことをどれだけ考えたからといって、うまくいくことはない。

何も変わらない。

人生は変わらないし、得るものも無い。




乗りかけた船だからといって、今現在、この瞬間に、沈みかけているその船にこれからも乗っていたら、自分も沈んで死んでしまう。

今現在、この瞬間までに自分が選択した「過去」の道に引きずられて「これからの」未来のことを考えると、自分は死への道を一直線。




だって「こんなにがんばってきた」結果、今現在上手くいっていないのだ。

「あんなに努力した」結果、この瞬間、自分は苦しくてつらいのだ。



とすると「なんとかしたい」のであれば、「別の道」を探るしか方法はない。





そして別の道を探るときに「これまでの努力」に意識を取られてしまうと、正しい判断など出来なくなってしまう。


その結果「変われない」人生になってしまう。





「人生変えたい」と口では言っておきながら、「変わらない」方向にばかり意識が向いてしまう。

「もったいない」と思ってしまう。

でもこれはsunk costだ。

使っちゃった時間なのだ。

使っちゃった時間は、何をしようが戻ってこない。




使っちゃった時間のことは全て切り捨てて、すべて無かったことにして、もったいないとか思わず全てゴミ箱に投げ捨てて、

新しく新鮮な状態で、「これから」のことを考えなきゃいけない。


そうしないと人生は変えられない。


「過去の自分」に「未来の自分」を決めさせてはいけない。




未来の自分は、未来の自分が作っていくものだ。

過去の自分は、ゴミ箱に捨てて処分すべきものだ。


sunk costにとらわれ続ける限り、人生は変えられない。



変えるのは自分だ。

未来側の自分だ。

過去のことは考えてはならない。

考えるとsunk costに心が持っていかれてしまうから。




コーチングでは「過去は関係ない」と言う。


僕の体験で言い換えれば

sunk costは気にすんな

ということだ。


当たり前だよね。




32歳まで必死でがんばったからといって、じゃあ42歳まで引き続き頑張ると

42歳のおっさん新人ロックバンド

としてフジロックでヘッドライナーを務められるかもしれないのか?



まあ99.99%あり得ないよね。




じゃあもっと活躍できる場に身を移して、そっちの道で人生やり直していったら?

そういうことだ。




「がんばってきたんだから」とか全く関係ないわけだ。

「これまで努力してきた」ことなんて一切意味を持たないわけだ。



これが人生を激変させたい人に必要な「sunk cost」の考え方。

ちょっと長くなってきたので「opportunity cost」については次の記事で見ていこうと思う。




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