[孤独な僕は人類求めて] 第7回 謎すぎる生き物。そう、それが人類。

孤独脱出記 [人類求めて]

「カンパネルラ~!」

「はい、なんですか?私がカンパネルラです。」


こんにちは、カンパネルラです。

嘘です。早川です。


この「人類求めて」編も早7回目となる。

本日2020年1月18日。

このブログへのアクセスは相変わらず毎日0から3くらいしかないが、あなたが今これを読んでいるということは、Googleの阿呆アルゴリズムもようやくこの素晴らしきウェブサイトを正しく認知したということだろう。



Google阿呆アルゴリズムよ、今すぐ認知するのです。

さあ、早く!



そんなことを考えながら、本日僕は「人類の見物」に行ってきた。

東京の街は、「動物園」ならぬ「人物園」だ。

サファリパークよろしく、檻の中から解き放たれた野生の人類たちが自由に闊歩する、そんなコンクリートジャングル。



ジャンゴージャ~ンゴ~!

田原俊彦だ。


僕はネタが古い。

わからない時はスルーしてほしい。

テレビは早25年ほど見ていないし、持ってもいない。


最後に見たテレビドラマは、高橋由美子と筋肉兄さんになる遥か昔の武田真治主演の

「南くんの恋人」

だ。

そんなことはどうでもよい。


話は「人類の見物」だ。


平日も土日も関係なくずっと家にいる僕は、

「人類の土日の過ごし方」

を知らない。



知らないので、せっかくのこの土曜日に、実際に外に出て見物してみよう。

そういう寸法だ。



でも平日の日中にあてもなく街を徘徊するじいさま方と一緒にしないでほしい。


これはあくまで「研究」であり、「調査活動」だ。

かっこよく言えば「フィールドワーク」だ。



こうしてアマチュア人類学者となった僕は、身だしなみを整え、徒歩一分のところにある最寄り駅でカードをタッチし、電車に乗り、調査活動を開始した。



電車に乗り、あたりを見回してみる。


なるほど、土曜日の15時ごろ、人類はあまり電車には乗らない習性を持っているらしい。

車内で発見した人類の姿はまばらだ。


人類よ!

嗚呼、人類よ!!

人類学者である僕は調査活動を継続する。



人類たちは、みな一様にスマホでなにやらやっている。

95%の人類は、無言でスマホを楽しんでいる。


なるほど、人類とは電車の中ではスマホを楽しむ習性を持つ生き物なのか。



一人でボソボソ言っているうちに、気づくと僕は池袋駅でホームに降りていた。




今回の人類調査フィールドワークにおける、ここまでの調査報告。


①人類とは、土曜の15時にはあまり電車に乗らない習性がある。

②人類とは、土曜の15時に電車に乗ると、ごく少数派を除き、なにやらスマホを楽しむ習性がある。


人類について、少しだけわかってきた。




その後僕は、あてもなく池袋の街を徘徊し、平日の日中にあてもなく街を闊歩する平和な老人たちの心のうちにしばし思いを馳せてみた後、再度電車に乗り、新宿駅へと向かった。



今日の東京は、この冬一番の寒さだった。

僕の心が寒かったかどうかは、ここでは言えない。

はかなくも切なき人生の1ページを、アマチュア人類学者の真似ごとをして過ごしていたなんて、そんなの恥ずかしくて言えない。




さて、寒い冬の東京。

あまりに寒かったからだろう。中央線は大幅に遅延していた。

新宿駅のホームには、人類たちが大量に溢れ返っていた。



そうか。人類とは、寒い冬の日の16時頃になると、新宿駅の中央線のホームに一挙に押し寄せて身を寄せ合う習性があるのか。

僕は研究に余念がない。




予定からしばらく遅れて中央線がホームに滑り込んでくる。


滑り込みセーフというやつだ。

5分くらい遅れることだってあるだろう。

だって人類なのだから。

人類は完璧ではないのだから。




車内の人類たちがホームに湧き出てくる。

ホームは非常に危険とも思われるレベルで大混雑をしている。


どうやらこの電車が特に大きく遅延していたらしく、その次の電車はすぐ後ろまで到着している。


今来た電車。

すぐ後ろにもうすでに居る電車。



どちらも同じ終着駅に向かい、どちらに乗っても大して到着時刻は変わらない。

ホームに溢れかえった人類が、それぞれの電車に半分ずつ乗り込めば、社内はパンク状態までには至らない。

ちょっと混んでます、程度で済む。




しかし人類とは不思議な生き物だ。


新宿駅のホームに溢れ勝っていた人類たちの95%が、先行の電車に我先に!と突進していく。

平日の通勤ラッシュの混雑をも超える勢いで、車内は見る見るうちにぎゅうぎゅう詰めになっていく。


後20秒だけ待てば、次の電車はガラ空きなのに。

95%の人類が、先行電車におしくらまんじゅうでぎゅうぎゅうに自分の体を押し込んでいく。




驚愕の光景だった。




人類とは、一部の例外を除き、たった20秒待てば快適に乗れる電車には乗らず、たった20秒早く最寄り駅までたどり着くためには自己の人権をも放棄するという切なくも儚き性質を持つ生き物である。


僕はそう知った。



繰り返すが、今日は土曜日だ。

会社に遅れてしまうわけでも、家族との夕飯の時間に間に合わないわけでもない。

時間はまだ16時だ。



果たしてこの人類たちは、生きていて幸せなのだろうか?

ふとした疑問がよぎる。




果たしてこの人類たちは、自ら進んで圧迫した空間に身を押し込めている自分に何も感じないのだろうか?

果たしてこの人類たちは、何も感じず、何も思わないのだろうか?



仕事だったらしょうがない場合は、確かにある。

でも今日はせっかくの土曜日だ。

リラックスして電車に乗ってもよいではないか。

しかも次の電車はもうすでに到着しているのだ。

20秒だけ待てば、帰りの道中はもっと快適になるではないか。

次の電車に乗っても、家に到着する時間はほぼまったく変わらないではないか。




人類よ、なぜ乗るのだ!

嗚呼人類よ!!君はなぜそこまでしてこの電車に乗りたがるのだ!!





人類とは、不思議な生き物だ。

これが本日の調査活動から得た結論だ。



そして次のフィールドワークに向けて新たなる疑問も浮上した。



このような大混雑都市である東京で暮らす人類は、果たして幸せなのだろうか?

休日までセカセカし、イライラして我先にと1秒でも早く電車に乗ろうとする自分自身の姿に、彼ら自身が果たして気づいているのだろうか?

それに気づいた時、果たして彼らは何を感じ、何を思うのだろうか?



そしてそんな疑問を持つ僕自身、東京に暮らす人類なのである。



人類とは、謎の多き生き物である。



謎すぎるぜ。人類よ。

嗚呼、人類よ!!!




孤独脱出記 [人類求めて]
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