悪魔の実の能力で孤独な日々からの脱出を ~孤独な僕は人類求めて 第11回  

孤独脱出記 [人類求めて]

気づくと、俺はバイク屋でローンの申し込みをしていた。


このお店で。


こんにちは、早川です。

昨日の夕方のことだった。


僕は昨日の昼、わずか30分で終わる虫歯手術を受けに、片道1時間半をかけて横浜の歯医者に行き、

ついでに歯医者の近所にある知る人ぞ知る奇跡のラーメン屋で昼飯を食べ、

そしてまた1時間半かけて無事東京の自宅に帰還した。




帰還するや否や、先日腹を立てて変更したばかりの新しい配送業者の運んできた、僕のファイナンス活動用の荷物である巨大段ボール3点を受け取り、

やはり僕の選択は正しかったのだと確信し、しばし自画自賛の思いにふけっていた。



ふけっていると、僕の中のもう一人の僕は、僕にこう誘惑の言葉で誘惑してきた。


ローンデ カエルゼ。

オマエ バイク カエルゼ。

キョウ カエルゼ。


ローンデ イマスグ バイクカエルゼ。

オマエ イマスグ バイクヤ イケヨ。

ローン モウシコンジャエヨ。

モッテナイ カネデ イマスグニ バイク カエルゼ。




むっひょおおおおおおおおおおおーーーーーーーーーーー!!!

僕は、発狂した。


もう一人の僕が発してくるそんなセリフを真に受けて瞬時に妄想が肥大してしまった僕は、


むっそりーーーーーーーにぃーーーーーーーーーーーーー!!!



そう発狂し、あわててコートを着て、手袋をはめ、そして念のため財布と身分証明書も持って家を飛び出し、


気づくと僕は、奇跡の師匠のお勤めになるあの奇跡のバイク屋で、新車購入手続きを進めていた。


こんな感じで。(バイク屋さんに迷惑をかけぬよう、ボカシを入れてあるのはご勘弁を。)


見積書をもらい、即答でOKを出し、そして即座にローン申請の手続きに移る。


年率3.9%か。


そんな低い利息など、あって無いようなものだ。


なにせ僕は年率15%、年率18%、トイチ、イニ、トサンの世界からやってきた男だ。


3.9%等というあっても無くても変わらない年率、屁でもないし、


現実問題、屁にも満たない。




バイク屋さんのカウンターでそうボソボソとつぶやいていると、

ローン提供会社より念のための確認電話が鳴り、僕は全てテキトウに返事をし、そして一瞬でローンが通る。


俺よ!おめでとうございます!



僕はまだ免許も持たずして、金も持たずして、欲しかった新車バイク購入をすることに成功した。




そんなウカレていた僕だったがしかし、

そこに「第3の僕」が訴えかけてきた。



君はわかっているのかな?

まだ試乗もしていないんだよ?

自動車ほどではないにせよ、安い買い物ではないのだよ?

せめてまずは免許を取って、試乗してみたほうがよいのでは?

君は、そうは思わないかい?

賢明な君なら、ここでひとつ冷静に考えてみることは出来るだろう?

君、どうだい?

どうなんだい?





そう言われてみるとその通りだ。

僕はもう一人の僕にそそのかされて、自分でも気づかぬうちにローンまで通してしまった。

しかし第三の僕の声に耳を傾けると、確かにちょっと焦りすぎていることも確かだ。


いくらそれがブログのネタになるからと言って、このまま免許も持たずに本当に購入のサインまでしてしまってよいのだろうか?


僕は、「もう一人の僕」と「第三の僕」、双方の言い分の良いところをしっかりと受け入れたうえで、こう考えることにした。


1.取り急ぎ自分にはローンが下りるのだということを知った。

1.であれば、焦り過ぎずにまずは免許を取り、駐車場を確保して、

1.そして免許取得後に早めに数台試乗してみて、

1.そしてすれからスピーディーに購入する。


この道を進もうと決めた。


「あっ、師匠。。。せっかくここまでしてもらったのにすみませんっ!でもどうしても試乗してみたくて!

とっとと免許取ってすぐに戻ってくるので、僕の愛を信じて、走れメロスの友達であるセリヌンティウスのごとく、

僕の帰りを首をなが~くして待っていてくれやしないかっ!!」



師匠はデキる男だ。

師匠は心のデカい男だ。


「あっ、いいっすよ~!」


さすが俺が師匠だと見込んだ師匠だけのことはある師匠だ。

師匠は、僕のお願いを快く受け入れてくれた。



じゃあ、また近日中にすぐに来るんで!

待ってろよなっ!セリヌンティウス!!



僕がそう言って店を立ち去ろうとしたその時だった、、、

悪魔のささやきが僕の五臓六腑を串刺しにせんばかりの勢いで、魔の鉄槌を突き付けてきたのだ。



「早川さんの欲しいの、青ですよね~?」

店長だった。



「あれ、残り1台しかないんですよ~。春にモデルチェンジあるから、メーカーにももう在庫なくて、、、」



ぬぅあ~にぃ~~~~!!!!!!



今、この瞬間に、購入を決意しないと「もう二度と会えないかもしれない」。


そうか!

君は僕にそう伝えているのか!!!

さすがは商売上手だ。

しかし僕もマガリなりにも早6年間、自営業で商売を営んでいる。


僕は、経営者であり店長であり、そして同時に営業マンであり末端社員でもありカスタマーサービスの電話の人でもある。

そんじょそこらのサラリーマンと一緒にされたら「プロの社長」の名に恥じる。


「俺は!プロの無職だ!!!」


いや!間違えた!!!


「俺は!プロの社長だ!!!」



わずか2秒の短い間に、僕は自分の心の中でそんな長~い独り言を言って、とりいそぎ答えを出した。


店長さん!マジっすか~~~~~~!!!!

じゃあ僕もうホント一瞬で免許取って、速攻で戻ってくるので!!

お願ひっ!取っといて!!!

僕の愛に免じて、最後の一台、取っといて!!!



そう言って取り急ぎその場は冷静さを保ち、僕は店を後にした。


何はともあれ、準備は全て整った。


僕はここ2週間ほどで、

欲しいバイクを見つけ、

良い人類との関わりを持てるバイク屋さんを見つけ、

必要なグッズの種類と値段を把握し、

目ぼしい教習所に連絡を取り段取りと値段と割引を把握し、

バイクの乗り出し価格の見積もりを取り

保険の種類と値段を知り、

無い金で購入出来ることを確認し、

そして近所の不動産屋で近所のバイク駐車場の位置と値段を確認し、


後は実際に金を払い、教習を受けて最低限の技術を身に付けるだけだ。



本日2020年1月23日木曜日。

バレンタインまでには、僕はバイク乗りになっているかもしれない。


もう今年の花粉症の薬も耳鼻科に行ってゲットしてある。

花粉症が緩和する頃には、山なり谷なり海なりに行けるようになり、

山なり谷なり海なりに行くのが好きな人々達との出会いもスタートしているかもしれない。



その頃には、僕もこの阿呆YouTuberのごとく、こんな阿呆なイタズラをして人生を謳歌しているかもしれない。


【モトブログ】勝手にツーリングに参加してみた!!【R25】





とは言え、僕はまだスタート地点にも立っていない。

孤独な人生からの脱出作戦のうちの一つ。

バイク仲間を作ってバイク仲間とバイク旅をする人生。



「やりたかったらやればいいじゃん。」

僕は他人にそう言うし、自分にもそう言っている。


やりたいので、やるのみだ。



在りたい自分であれるなら、人生はより楽しくなり、より充実する。

そう在りたいなら、在ればいい。


先日お伝えした女の子ちゃんとのその後も順調だ。

仲良くなりたかったら仲良くなればいいじゃん。

本質的にはただそれだけだ。



やりたかったらやればいいじゃん。

成りたかったら成ればいいじゃん。

在りたい自分で在ればいいじゃん。


本質的にはただそれだけだ。


在りたい自分で在るために、前に進むのみと知る。




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