長年休みなく働き続け、気づくと孤独なおじさんになっていました。

【読者投稿】孤独の悩み体験談

こんにちは、早川です。

今回は30代男性からいただいた「孤独の悩み」エピソードです。


昇給するために必死で働き続けた



10年ほど前、希望を胸に抱いて入ったテレビ業界。

元々、きつくて帰れない仕事というものは覚悟してはいたものの、想像以上の業務量、休みどころか寝る時間を捻出するのもやっと。


同期や上司などがあまりの辛さに、また一人、また一人と辞めていく中、会社には用事や会議があるときにだけ出社すれば良いディレクターに憧れ、必死に食らいつき仕事を続けること約6年。

やっとアシスタント職からディレクター職への昇格が決まった。


解放されて孤独に気づいた



アシスタントと違い、ディレクターは自分のペースで仕事ができる!

今まで会社で寝泊りすることも多かった自分は、とてつもない解放感に包まれた。

早速、失った青春を取り戻そうとばかりに、旅行!遊び!ショッピング!あれやこれやと頭の中で想像を膨らませながらネットで様々な場所を調べてみるが、実際に実現したのはショッピングだけ。

それもそのはず、気が付いたら長年休みなく働き続けたせいで、自分は孤独になっていた。


最初は孤独でも良いと思っていたけど



最初の頃は暇があれば誘ってくれていた友達も、忙しいからと毎回断っていたせいでいつの日か「どうせ来ないだろう」と思われ、連絡は徐々に減り、最終的には一切来なくなった。

しかし、それでも孤独に対してあまり抵抗のない自分はそれでも良かった。

それよりも仕事からの解放感の方が勝っていたのだ。

最近までは・・・


知らぬ間に孤独なおじさんになっていた



「独身だし自宅で仕事ができるって最高だなぁ」と思いながら、自分なりに人生を満喫すること数年。

健康診断で初めて要再検査の項目が出ていた。

気付いてしまった。

まだ若いと思っていた自分がもうおじさんになっていたことに。


今さら恋愛の仕方もわからないなんて・・・



あれ?もしかして自分はこのまま終わっていくのか?

そうだ!恋人を作ろう!と思うも、今まで好意を寄せられた人と適当にしか付き合ったことのない自分は、どうやれば恋人ができるのか考えてみたらよくわからない。

そもそも、出会いもない。


時間だけが過ぎ去ってゆく



憧れていたディレクターの仕事である、

用事があるときにだけ出社、現場に行けばいいというスタイルは裏を返せば、自宅で孤独に作業をし続けることだった。

出会い、充実した生活を求め、新たな趣味を探すが、始める気力もやる気も起きない。

結果、毎日休日や空き時間はスマホいじりやマンガを読んで過ごす日々。
自分はこのままでいいのか?焦りながらも時間ばかりが過ぎていく。


不安は増えるのに、人生の選択肢は減る一方



電車に乗れば、「大変そうだなぁ」と優越感に浸っていた、窮屈そうなスーツ姿、決まった制服で通勤する人たちも、今ではうらやましそうに眺めてしまっている自分がいる。

たまに上司や部下とお酒を飲みに行けば、


「○○さんがミスをして怒られた」

「○○さんクビになるらしい」

「○○さんって全然役に立ってないよね」


など他人の失敗や、不幸を聞き、自分はまだマシな方なんだと言い聞かせ自分を保っている。

だが、冷静に考えると自分もいつ同じ立場になるかなんてわからない。

だったら何をすればいいんだろう?

もしいきなりクビを宣告されたらその後は?

不安なことは増えていくが、年齢と共に新たな人生の選択肢は減り続けていく。


30代男性、東京都

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