芸術の道を歩んできましたが30歳を過ぎて仲間がいなくなり、ひどく孤独を感じています

【読者投稿】孤独の悩み体験談

こんにちは、早川です。

今回は、30代女性からいただいた孤独の悩みエピソードです。

30過ぎまで音楽の道を歩んでいた僕個人の人生と似ている部分がとても多く、とても共感できるお話でした。


30歳を過ぎて仲間もこの道から離れてしまった



 高校卒業後、芸術の道を志して上京し、大学や芸術活動で経験を積んで来たにも関わらず、30歳を過ぎたいま、連れ立った仲間もおらずひどく孤独を感じています。

 人との縁が長続きしないことが原因のひとつだと感じています。

共に作品を作ってきた仲間も様々な理由で離れてしまい、一緒に苦楽を乗り越えていける同志がいなくて一人で悩んでいます。


みんな違う世界にいってしまった



 20代なかばを境に生活や結婚・出産を考え、芸術の道から外れていく人が増えていきました。

一般企業に就職したり出産したという友人の噂を聞いては、「自分と違う世界にいってしまった」と距離を置くようになりました。

また、そういった友人のことを心の中で軽蔑したり、困難な芸術の道を歩み続けている私は彼ら彼女らより優れているのだと優越感に浸ることもありました。

一方で、女性でもばりばり働きキャリアアップしていく姿を見るにつけ、自分との差異を感じ、心のどこかで彼らを羨ましく思っているのも事実です。


自分はいったいどんな価値のある人間になったのか?



 10年以上芸術の道を歩み続けた自分は、いったいどんな能力を身につけ、どんな価値のある人間になったのだろうか?とこの頃よく思い悩んでため息が出ます。

友人をはじめ、世の中の人々は社会に必要とされているし、決められた時間働いて、十分な収入を得て、美味しい食事を食べ、不自由なく暮らしている。

それに比べて自分はどうなんだ?と、疎外感を覚えます。


彼に対しても劣等感を感じてしまう



 芸術家というもの悩みは尽きないと承知しながらも、その中でもひときわ私がうまく行っておらず、仲間もいなくて孤独なのだと考えてしまい、同志と話す機会があっても、昔のように素直な気持ちで向き合うことができません。

また、私には同棲する恋人がいて、仲良く暮らしてはいるのですが、彼に対しても度々劣等感を感じます。

彼の1時間と、私の1時間とでは、大きな違いがあるのでは?と考えます。


親の優しさを感じれば感じる程、孤独がつのる



 田舎の両親は健在で、不安定ながら芸術家として生きている私を応援してくれています。

身体を気遣い、優しい言葉をかけてくれます。

「これまで学んで来たことや経験を活かして芸術家として大成すること」を望んでいます。

 昨年秋まで、私は大きなプロジェクトを動かしていて、それが無事に終了するや否や、燃え尽き症のようになってしまいました。

なかなか動き出さない娘に対しても、急かすことなく、過去のプロジェクトを賛美して励ましてくれます。

親の優しさを感じれば感じる程、こんな善良な両親を騙して自分ばかり楽をしているのではないか・・と、またここでも孤独を感じ、メールや電話の回数も減りました。


ただただ孤独を感じている



また、以前就職していた頃の上司や同僚、古い友人など、芸術家として活躍することを楽しみにしてくれる人はいますが、その期待がまた私を苦しめます。

 私のように悩み、苦しみ、意志が弱く怠け者で、勇気がなく、他力本願で大した能力も持たない者が、生きていてよいのかと考えて暗くなります。

この心境を洗いざらい素直に打ち明けることもできません。

ただただ孤独を感じて殻に閉じこもっています。


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