ゲイの僕が「自分らしく生きる」ことが出来ていないことから来る孤独

【読者投稿】孤独の悩み体験談



こんにちは、早川です。

今回は、30代男性からいただいた孤独の悩みエピソードです。


ムラ社会でゲイであるということ



 独り暮らしを始めたのは20代になってすぐの時でした。それまでは、家族と一緒に生活をしていましたし、ご近所付き合いの繋がりが深い「ムラ社会」の地域でしたので、押し殺されていた自分がやっと自由になると喜んだことを今も覚えています。

 僕は小さい頃から男の人が好きだと思っていました。現代の言葉で言うと、「ゲイ(男性同性愛者)」なんだと思いながらもムラ社会が故の周囲からの「長男なのだから、結婚して家を継ぎなさい」という抑圧に葛藤を続けていました。

独り暮らしを始めたら、葛藤が良い方向に進むかなと思っていたのですが。


苦しんでいるとつい引き篭もり状態に



 独り暮らしを続けていると日常生活のことは1人でこなさないといけないと思っていたので、自分から関わりを求めにいかないと孤独のままでした。

当時はゲイの友達は全くいなかったので、1人になってもゲイである自分をいつまで経っても肯定してあげることができずに、自分で自分を苦しめることをしていました。

苦しんでいると誰かと会うことだけでなく、外に出て行くことも億劫になってしまい、引き篭もりに近い状態になっていました。家で悶々と自問自答をする日々が続いていたのです。


誤魔化しながら生きている



 重い腰をあげて出かけた先でたまたまゲイの人と知り合ったことで悶々と引き篭もることはなくなりました。

ただ、独り暮らしを続けていることには変わりなく、パートナーとして一緒に住むような人がいないので、出かけている時は楽しくても家に帰ると孤独が待っています。

ゲイの友達ができても、家族や親戚、近所の人や学生時代からの友達、仕事先の人達には僕がゲイだということは話をしていません。

恋愛話や結婚話も多くなる年ごろになっていましたので、誤魔化しながら過ごして生きていることで孤独は更に増すばかりです。

幸いなのは、増し続けている孤独感を共感してくれるゲイの友達がいることです。お互いに孤独で寂しくなっている心を慰め合って、家に帰れば孤独感が増すことを繰り返しているのですが。


自分らしく生きることができていない「孤独」



 独り暮らしを始めてもうすぐ15年になります。パートナーと一緒に生活をして僕に関わる人達にゲイであることを公表しながら生活をしていくことが僕の孤独感を解消することに繋がるのだろうと考えています。

両親からも「独り暮らしを続けていたら老後が大変よ。」と言われています。

「僕」が自分らしく生きることができていない「孤独」を共感してくれる人がいれば、この先の人生も捨てたものじゃないなと思えるかもしれませんね。


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